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女性建築士がつくる「快適な住まい」

第13回「ココロとカラダに“心地いい”と感じる家づくり」


キッチン
キッチン

普段の生活の中でホッとできる時間や場所はドコですか?
私は設計の中でできるだけ多く“心地いい”と感じられる空間を心掛けています。
私が考える“心地いい”とは“‥らしさ”が加えられるコト。ニッチや飾り棚・部屋のコーナーなど、何もない空間に季節の草花やお子さんが書いた絵、アンティークの小物など‥。思わず飾りたくなるような仕掛けを作ります。

「人の手のぬくもりが感じられる空間はしっくりとなじみます」

設計・施工中は一緒に話し合いながら悩んだり、提案したり、様々なお手伝いができますが、むしろお引渡し後が大事だと思っています。住まわれてからの毎日の日常こそが楽しめるよう、お料理が楽しくなったり、会話を楽しんだり、時にはパーティーを開いたり‥。 市販のものだけでなく、ひと手間加える楽しさがココロの“心地いい”につながるのでは‥?と考えています。

では、カラダで感じる“心地いい”とは‥?
風の流れや明るさ、あたたかさなど快適性はもちろんですが、やはり素材の大切さと考えています。今は食品だけでなく、衣類や洗剤・おもちゃに至るまで様々なものに品質表示がされていますよね。自社の事で申し訳ありませんが「住まいは第3の皮膚」というバウビオロギー(建築生物学)に基づき、『第一の皮膚が自分自身の皮膚であり、第二の皮膚がそれまとう衣服、そして家が全てを囲う第三の皮膚』という考えのもと、家の素材や品質をきちんと公開し知っていただけるようにしています。たとえば月日と共に味わいを増す漆喰は、カビの餌となる合成樹脂を使用しません。アレルギーやシックハウスの原因となるカビやダニを死滅させ、空気の浄化や調湿性を行います。
デザインだけでなく、家そのもの、カラダへのやさしさにも目を向けて“心地いい”を楽しんでほしいと思います。

渡辺 麗(わたなべ うらら)

渡辺 麗(わたなべ うらら)

(有)あい建築事務所
無添加あいの家
一級建築士

小学3年生と今年1歳の二人の息子たちに振り回され、毎日多忙な日々を送りつつ、手芸にいそしむ毎日を送ってます!!

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