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家建てま専科「営業マンの巧みさに負けるな」

第3回「営業マンの巧みさに負けるな」

営業マンの巧みさに負けるな

  家づくりのきっかけは意外と突然やってくる。もちろん、その後は真剣に考えますけどね。 じゃぁ、これから始めたいけど、どうしたらいいか・・。
 失敗しない家づくりのポイントは、こんな家に住みたい、こんな暮らしがしたいというイメージを持つことです。

内装イメージ

たとえば、
・ 外観イメージ ( 屋根、壁、窓、玄関ドア、ガレージ、庭等 )
・ 間取りのイメージ ( 広いリビング、和室、書斎、キッチン等 )
・ 内装イメージ ( ムクの木の素材感、ホテル風の明るい豪華な内装 )
・ 設備 ( 広いバス、明るい洗面、動きやすいキッチン、暖かい床暖房 )
・ 構造・工法 ( 地震に強い、火事に強い、音がしない、寒くない等 )

 確固とした家づくりがイメージできずに、漠然とスタートしてしまうと、売り手、つまりハウスメーカーの営業マンなどに誘導されてしまいます。売り手の巧みな口上に誘導され失敗しているのです。
 家づくりの経験は初めてという人がほとんどですよね。だから、どうしても言いたいことが言えなくなってしまう。でも、言いたいことは言う!聞きたいことは聞く!これが大事です。

 笑い話のような本当の話・・
 ある営業マン(有名大手ハウスメーカー)が、プランを携えてやってきました。
 施主は、30代前半の夫婦です。
 設計図を見ながら奥さんが訪ねました。
 「キッチンは、もう少し広くなりませんか」
 「この広さで十分だと思います。食器棚も入ります」
 「食器棚って?」
 「あれです」
 営業マンの目線の先は、隣の台所にある食器棚。
 「誰も、この食器棚を使うなんて言ってませんよね。新築したら買い換える予定なのに」
 と奥さん。
 つまり、この営業マン、今暮らしている施主の自宅にある家具ですべてを考えていたのです。
 将来を見越した提案ができないような営業マンはいりません。
 でも、実際にはやり手で通っていたんですよ、この営業マン。

 後日、こんなことも。完成後の訪問の時の話。
 「ピアノを買うことにしたのよ」
 「えっ!?・・できるだけ壁際においてくださいね」
 「どうして???」
 「ピアノなんて聞いてないから、補強してません。そのうち、 床がど~んって落ちるかも」
 「は~~~~??」
 目の前のことで余裕のない施主に、将来の提案をしてくれるような 営業マンでなければ、即刻交替してもらいましょう。