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フィナンシャルプランナーの「なるほど住宅ローン」

第12回「住宅ローン減税」

フィナンシャルプランナー

☆主な登場人物
【FPさとう】
住宅ローンが専門のファイナンシャル・プランナー
【佐々木さん】
これから住宅購入をしようと考えて、FPさとうの事務所に相談にきたお客様。
 職業 : 会社員 年齢 : 35歳
 家族構成 : 奥さま、長男(5歳)、長女(3歳)

佐々木さん:
さとうさん、住宅ローン減税って延長されたんですよね?
FPさとう:

そうなんですよ。よく知っていますね。

佐々木さん:
はい、新聞に書いてあったのをチラッと見たものですから・・・
FPさとう:

なるほど、さすがに色々とチェックしていますね。 平成21年度の税制改正で住宅減税は相当良くなりましたよ。

【 一般住宅の場合 】

居住年 控除期間 住宅借入金等の年末残高の限度額 控除率 最大控除可能額
平成21年 10年間 5,000万円 1.0 % 500万円
平成22年 10年間 5,000万円 1.0 % 500万円
平成23年 10年間 4,000万円 1.0 % 400万円
平成24年 10年間 3,000万円 1.0 % 300万円
平成25年 10年間 2,000万円 1.0 % 200万円

【 認定長期優良住宅の場合 】 ( 200年住宅等 )

居住年 控除期間 住宅借入金等の年末残高の限度額 控除率 最大控除可能額
平成21年 10年間 5,000万円 1.2 % 600万円
平成22年 10年間 5,000万円 1.2 % 600万円
平成23年 10年間 5,000万円 1.2 % 600万円
平成24年 10年間 3,000万円 1.0 % 300万円
平成25年 10年間 2,000万円 1.0 % 200万円
佐々木さん:
凄いですね! 200年住宅だと600万円も控除があるんですか!
FPさとう:
そうですね。今回の住宅ローン減税では最大で600万円の控除が可能です。 実際には、借入額と所得税の納税額によって変わってきますから全ての人が600万円得をするわけではないんですよ。 昨年までといろいろ違う点があるんですが、もっとも私が評価しているのは、住民税からも控除できるようになった点です。昨年までは個人住民税からの控除はなかったんですが、今年からは最高で9万7500円の控除があります。
佐々木さん:
住民税からの控除もあるんですか! それはいいですね。
FPさとう:
そうなんですよ。ちょっと具体的に計算してみますね。

≪Aさん(会社員) 奥様(会社員) お子さん2人の場合≫
Aさんの税込年収額600万円
各種控除を差し引くと課税所得額は約230万円。
所得税額⇒ 約13万円   住民税額⇒ 約23万円
借入額 3000万円  期間35年  金利2.0%
毎月の支払額:99,379円

FPさとう:
上記のように、一般的なサラリーマンの場合は所得税の納税額よりも住民税の納税額の方が高くなります。だから、住民税からの控除は効果的なんです。
佐々木さん:
なるほど、そうなんですか!
FPさとう:
Aさんの場合、所得税13万円は全額戻ってきます。さらに、住民税も9万7500円戻ってくることになります。 控除額は年間で22万7500円になり、10年間で戻ってくる総額は 約220万円になるんですよ。
佐々木さん:
それは凄いですね。
FPさとう:
1月のローンの支払いは所得税で、2月のローンの支払は住民税で賄えちゃいますよ(^^)
佐々木さん:
なんだかとっても得した気分になりますね。
FPさとう:
ホントにそうですね(^^)